オーストラリアのウエストパックは、コスト上昇と住宅ローン市場での競争激化が打撃となり、9月30日終了年度の年間利益は3%減の69億9000万豪ドル(46億2000万ドル)となったと報告した。同銀行は、オーストラリア準備銀行が2025年に金融緩和政策に移行する可能性が高いことから、住宅および企業向け信用需要は引き続き堅調に推移すると予想している。
同時にウエストパックも自社株買いプログラムを10億豪ドル増額した。 2022年5月以降、オーストラリア準備銀行はキャッシュレートを425ベーシスポイント引き上げて4.35%とした。